2024.10.18
季節を楽しむ”苔プリザーブド”のインテリア
2024/10/18
今、注目の素材、苔のプリザーブドフラワー。カラフルな色合いが特徴の外国産苔(モス)に加えて、みずみずしさが特徴の国産苔プリザーブドが登場し、ますます楽しみ方が広がっています。
苔プリザーブドの特徴は?

国産の「苔プリザーブド」は、フレッシュな苔と見分けがつかないほどの美しさ。苔の組織を保ちながら、その水分をプリザーブド加工液と交換することで、みずみずしさと柔らかさを保ちながら、美しい状態を長時間楽しむことが可能になりました。仕上がりでこだわったのは、京都の寺院で見るような、しっとりとした苔の質感です。

外国産の苔(モス)のプリザーブドは、ニュアンスのあるピンクやグリーンなど、カラーバリエーションが特徴。国産も外国産も、プリザーブドなので、水やりや霧吹きは不要でお手入れいらず。さらに、フレッシュな植物を材料にしているから、とってもサステナブルで、今注目の素材です。

今回のコラムでは、国産の苔プリザーブドや外国産モスのプリザーブドを使ってアレンジした、インテリアアイテムをご紹介します。季節に合わせたり、好きな色で選んだり、楽しみ方も様々です。
海の景色を閉じ込めたようなテラリウムを、
ベッドサイドに

マリンブルーやシーグリーンの花々が、海を思わせるデザインのテラリウム。シュノーケリングやダイビングで見つけた、美しい海中の景色を切り取りました。

サンゴや水草とともに、貝殻たちが優しく水に揺れるような光景。ヒマワリの種を加工したドライフラワーの素材が、みずみずしさや透明感も兼ね備えているのでぴったりです。ベッドサイドで夏の思い出に浸りながら、リラックスした時間を過ごせそうですね。
深まる秋、
リビングでゆったりと読書を。

樹々が色づき、実りの季節を迎える秋。この時期ならではの鮮やかな色彩を閉じ込めたテラリウムは、リビングルームのアクセントにぴったり。

華やかなピンクやイエローも、木のぬくもりを感じるインテリアと合わせれば、派手にならずに自然な印象に。赤やオレンジよりも、ピンクや黄色をチョイスすることで、秋を過ぎても一年中飾ることができます。

植物のいきいきとした姿を、ちいさなテラリウムの中の閉じ込めました。太陽に向かって花開く様子までも感じることができます。
雪化粧をした植物たち。
静けさの中にあるぬくもりを、お部屋に。

雪の降るの森をイメージしたテラリウムは、冬に飾りたいナチュラルカラー。ドライフラワーやクリスマスのオーナメントとともに、オブジェのように飾って。

寒さをしのいでいるのでしょうか。うっすら雪化粧をした植物たちに守られるように、かわいいウサギが。冬の動植物の様子を想像しながら、あたたかいお部屋でゆっくりと過ごす冬のひとときも良いものですね。
やっぱりピンク。
置くだけで春めくテラリウム。

春と言えば、ピンク!お花畑からお気に入りを摘んで、気ままに飾ったようなイメージのテラリウム。さくら、桃、チューリップ、スイートピー…かわいい春のお花はやっぱりピンクです。

土台にピンクのモスをあしらって、さまざまなピンクの花々を重ねました。ふわふわ、つるつる、かさかさ、それぞれに質感の異なるお花を合わせた、見ていて楽しいテラリウムです。
緑あふれるさわやかな初夏は、
おうちの中でも森林浴。

花々の咲あふれる時期を過ぎると、緑のまぶしい季節がやってきます。樹々のみどりを思わせるような緑色のテラリウムやフレームを飾れば、深呼吸したくなるようなさわやかさ。

季節を問わず飾ることができる緑色のアイテムは、インテリアに植物を取り入れたい時にもおすすめの色合いです。

国産の苔プリザーブドをあしらったフレームは、小さくても存在感があって、インテリアのアクセントにぴったり。標本のようなイメージで、ドライフラワーをあしらいました。

インテリアだけでなく、国産苔のプリザーブドは、こんな風に箱に敷き詰めてギフトを贈る時にアレンジすることもできます。しっとりとした表情の苔はアロマアイテムとの相性も抜群!

国産苔プリザーブドを使ったテラリウムは、インテリアショップでも人気のアイテム。カスタマイズできる手作りキットも見かけますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

苔プリザーブドなら、水やりや霧吹きのお手入れは不要。さらに、フレッシュな植物を材料にしているから、とってもサステナブルです。
気になるアイテムはありましたか?

季節に合わせてアイテムをご紹介してきましたが、テラリウムは、シーズンレスにも飾れるデザイン。こんな風にたくさん集めて飾っても素敵です。苔プリザーブドをあしらったインテリアアイテム、是非くらしに取り入れてみてください。

お花のデザインは日比谷花壇の石井千花が担当しました。
事業再構築補助金により作成しました。